懲役5年の事例
自動車が走行中、園児らの集団に突進
業務上過失致死傷罪
午前9時頃、自動車を運転していたAさんは交差点を右折し、幅6m程の狭い住宅街に進入。その後、助手席のカセットプレイヤーに気をとられ、前方や周囲の確認をまともにしないまま、アクセルを踏み、時速50km前後の高スピードで走行していた。それによりAさんの車は道路左側に傾いたまま逸走。
前方道路の左側で立ち止まりAさんの運転する車両の通過を待っていた園児ら及び保育士の集団に気付いた時はすでに遅く、急ブレーキをかけたがそのままこの集団に突入。園児らと保育士を次々と路上に跳ね飛ばした。
これにより園児ら4人が死亡、17人が重軽傷を負った。
交差点から被害者の集団までの見通しも良く、Aさんが道路前方を1回でも確認していたら園児ら集団との衝突事故は、簡単に回避することが出来たであろう。
Aさんの過失は重大。無謀かつ危険な運転癖であり、被害結果も凄惨で痛ましいものとなった。
Aさんは、業務上過失致死傷罪として懲役5年の求刑を受けた。
自動車事故の裁判事例として、懲役3年以内の事例を紹介します。運転手が交差点に進入してきた自転車に気付かず衝突し、死亡させてしまった事例です。
自動車事故の裁判事例として、懲役12年を科せられた事例を記載します。飲酒運転をはじめとする危険運転は、単なる「過失」ではなく故意の暴行に基づく「死傷事犯」として立法化されています。